幾千の星の夜を越えて

それは銀河が僕にくれた奇跡

2021.11.16によせて〜Sexy Zone 10周年おめでとうございます〜

 

 

 

 

 

 

 

2021年11月16日。

Sexy Zoneデビュー10周年、おめでとうございます!

 

 

10周年、10周年だよ〜〜〜すごいね。

すごいことだなあ、というのと、SZがまだまだフレッシュな年齢であることでなんだかぼんやりしてしまって、そこまで実感が湧いていないようなところもあるけれど。

とにもかくにも5人で10周年を迎えられたこと、ほんとうにすごいことだし良かったし、ありがたいなと思う。

本当におめでとう!🥳💕㊗️💮🎉

 

 

 

 

 

10周年。

ジャニーズグループの10周年というと、グループの仕事として冠番組があったり、諸先輩グループように野外だったり東京ドームだったりでアニバーサリーコンサートがあって、ツアーがドームツアーだったりして…というイメージがある。全部のグループがそうではないにせよ、ぼんやりとしたイメージとして。

Repainting tourからSexy Zoneのファンになった私も、「時代を創る」ことを目標として掲げるSexy Zoneの10周年はそういう1年になるのかなとぼんやり思っていた。そういうSexy Zoneを、この人たちのそういう成長を見届けたいなと思った。

東京ドームでの単独公演をやったことがないと知って意外に感じたとともに、冠特番で健人くんと聡ちゃんが描いた漫画に

「次は東京ドームに連れてって♡ あなたたちのファンより」

とあったり、幾度となく夢として語られるのを聞いて、きっと10周年には、と。

リミットじゃないけれど10年を一つの節目としてドームに立つんじゃないかと思っている自分が、どこかにいた。

 

 

 

けれど、Sexy Zoneを見ながら、毎日のようにラジオで、円盤で、Webで、雑誌で、そして時には生で触れながら日々を過ごしていくうちに、なぜか勝手に思っていた「10周年」はリミットなんかではなく、続いていく線上の一つの大きな点みたいに思うようになった。自分の中で勝手にリミットのように思っていたものが溶けた。そんな感覚に近い、自担の着物じゃないけれど。

 

今のところ11/16にも、その後にも、時節柄もあるのかないのかドームに立つ予定はないようで、その意味で言えばまだ夢は叶っていない、けれど。

 

「夢が叶う」ことそのものよりも、もっともっと大きなことをSexy Zoneは教えてくれたし、掴んだ。それを見せてもらった。いまそんな風におもう。

 

 

 

Sexy Zoneのことを知れば知るほど、良いとか悪いとかだけでは表現しきれないようないろんなことがあって。そんな過去を経て、そして5人が5人とも5人でいたいと思った、から、いまのSexy Zoneが5人なんだとわかった。

SZ10thでも改めて提示してくれた

「5人でいる=Sexy Zoneであること=自分らしくいること」

という答えを出せたこと。

そして、5人とも、ひとりひとりがハッピーな人生を生きることが何より大事と知っていて、そのうえでSexy Zoneでいることをひとりひとりの幸せのみちとして選び取っていることを伝えてくれて。

5人でグループとして在るうえで、これ以上のことなんてあるのかなと本気で思う。

5人の、5人で在ることへの途方もない愛だよな。

夢が叶っていてもいなくても、グループとして在るうえで、これってすっごく難しくて、すっごく稀有なことで、それでいてすっごく大事なことなんじゃないかな。

 

 

Sexy Zoneが5人でそういう愛を育んできた10年があって、

まだ叶っていない夢があって、

いま「夢に踊」れているのなら。

Sexy Zoneというグループの行く先を、これからも見続けたいと、わたしは強く強く思う。

10周年、おめでとう!

5人が笑っていられますように。

これからも、よろしくね!

 

 

 

 

 

 

Sexy Zoneを見ていると、「愛だ…」と、愛が実際なんなのかはよく分からなくても愛をかたちとして見せてもらったような、示されたような気持ちになることが、よくある。

そんな私が今年フロム先生の「愛するということ」を読んですごく印象に残った一節があったので、ここに引用しておきます。

Love means to commit oneself without guarantee, to give oneself completely in the hope that our love will produce love in the loved person.

(愛するということは、なんの保証もないのに行動を起こすことであり、こちらが愛せばきっと相手の心にも愛が生まれるだろうという希望に、全面的に自分をゆだねることである。)

Love is an act of faith, and whoever is of little faith is also of little love.

(愛とは信念の行為であり、わずかな信念しかもっていない人は、わずかしか愛することができない。)

 

これをすごくシンプルに実行しながら活動してきたからいまのSexy Zoneがあるんだろうな。と5人の顔が浮かんだ、そんな一節だった。

2021年11月16日に寄せて。