幾千の星の夜を越えて

それは銀河が僕にくれた奇跡

今日は泣いたって

 

 

 

2018年7月8日。

とうとう、今日を迎えてしまった、私は7人の関ジャニ∞を見納めてしまった。

 

 

 

正直、心のどこかで来ないと思ってたんですよね。

いや、そりゃあ彼らの決断なのだからそんなことはないとわかりつつ、1mmくらい、ナノでもピコでも何でもいいけど、いつかどこかのタイミングで「そんなわけないやん!!あほか!!」とか、「お前らホンマにだまされとったん⁉あほちゃう⁉」みたいに言ってくれることを期待してました。そんなんされたらメチャクチャ怒るし嫌だし呆れる。普通だったら私はそんな人をその後信用しないと思う。それでも、史上最大のドッキリで~した☆彡 だったらどんなにいいだろうと思った。きっとそのドッキリ考えた人のこと死ぬほど恨むだろうなと思いつつ、その方がマシだと思った。集団催眠説も信じたくなってた。

そして、決めたんだからそんなこと言ってくれるなよ、絶っっっ対にねじ曲げんじゃねーぞ!!!って思う自分がいるのに、それでも、もういっそ、やっぱり決断が揺らぎましたって言ってくれたらどんなにいいだろうなとも思った。そんな人たちじゃないのを知っていて、そういうところが好きなくせにね。

 

 

あの日、4月15日から約3か月、いや気持ちの面では4月12日から*1なんだろうか、本当にいろんな気持ちが渦巻いて、いろんなことを思って、何度も何度も泣いて、悲しかったし寂しかったしきつかった。向き合うことと逃げたりもしたし、正直言えばめちゃくちゃ疲れた。でも関ジャニ∞を好きにならなきゃ良かったなんて一度も思わなかった。むしろもっともっと、好きの上限がどんどんなくなっていくような更新の仕方だった。あの会見だって、見なくて済む世界線に行けるのなら見たくなかったけど、私の大好きな関ジャニ∞が詰まりすぎていて、エッ会見出の新規いてもおかしくないやろ…とわんわん泣きながら考えたこともあるくらい。(まじでごめん)

 

 

7人の最後を見届けた、見納めた勢いのそのままに今書きはじめている。

この絶対に忘れなさそうな、そして絶対に忘れたくない3か月を私のために書き留めておこうと思った。オタクの私がオタクの私を整理するブログにしようと思うので、そんなのにも興味を持ってくれる人がいらっしゃるなら読んでいただければと思います。基本的に錦戸さんが好きで錦戸さんが大好き!という立場で書いているので気を悪くする方もいらっしゃるかもしれません。そのときはもう、合わねーな!とリターンしていただければ。この時点で1000文字超えてるのが怖い。

 

 

 最初に聞いたとき、嘘だと思ったのをよく覚えている。いや、まさか。

2017年の彼を知らないからそんなこと言えるんだよ、と思っていました。全身全霊でアイドルをやっていた、2017年の彼を。彼の担当ではないので私が見た彼は本当に一部分だったと思う。でも、そんな私もびっくりするくらい、2017年の彼は違った。

実際に記事が出ると、ファンにはおよそ信じがたい理由が並べられていて…少しだけ安心して、怒っていた。あの彼を知らない奴がそんなん書くんじゃねえよ、と。

 

でもいつからか、怖くなっていたのも事実で。真偽もわからないような情報には見向きもしない私のTLにすら若干のざわつきを感じて、いやそんなわけがない、とひたすら自分を思い込ませて過ごしていた4月14日の夜。ツイッターで情報が錯綜していくのを横目に見ながら、 落ち着かない気持ちのままスバラジを聞いて、いつもと変わらない下ネタにふにゃふにゃ笑って、そのあと聞いた大倉くんと高橋くん。

大倉くんの様子は普通ではなくて、(内容を書き留めたりしてはいないので記憶を頼りに書くけれど)被災されたリスナーさんからの、大倉くん(関ジャニ∞だったかもしれない)に助けられた…といったメールを読んだ時だった。「伝えたくても立場上伝えられないことがある」「俺も仕事を辞めたくなることはある」「でも応援してくれるみんながいるから」とか…かなりニュアンスだけれどそんな感じのことを言っていたと思う。大倉くんの声は震えていて、しかもその後の曲はLIFEだった。外は暴風雨で、それすらも不穏に思えて仕方がなかった。あの金曜日と関係しているのかしていないのか、何かがあった、そう邪推するには余りにも十分だった。思い出すと今でも打ちながら手と全身が震える。本当に、本当にこわかった。泣きそうな気分のままその日は眠りに落ちて、起きて早朝のバイトに向かいながら、ぐるぐる考えた。でも、私、その朝に、やっと気付いたんですよね。記事につづられた理由が信じられないからといってその見出し自体もデマだとは言い切れないって。理由こそ憶測だとしてもその事実自体は存在するかもしれないって。

そこに気づいてしまってから、ずっと心臓が早鐘を打っていた。道すがら「生きろ」と「answer」を聞いて涙が出てきて、結局全く集中できないままバイトを終えた。

そして9時35分にメールが来て、全身の寒気と震えが止まらなくなって、お腹もずっと痛くて。友人とラインをぽつぽつとしながら、地獄のような1時間半を経て、11時。

何か思うより先に涙が止まらなかった。すごい勢いで、こんなに嗚咽を漏らしたことがあるのだろうかという勢いで泣きながら、「ああ、こうなる運命だったんだ」みたいなことを思った記憶がある。見てすぐには、「なんで」が全然浮かんでこなかった。

彼は、関ジャニ∞を離れるのか。そうか。7人の関ジャニ∞は、もう見られないのか。過去のものになっていくのか。7人時代、になっていくのか。私の大好きな人の、「可愛がり道標を示してくれた」先輩は私の大好きな人とは別の道を歩むのか。

その事実がただ悲しくて、寂しくて、辛くて、ずっと泣いていた。昼のカレーライス*2を食べながら会見速報をぼんやり見ていた。その日その後何をしたのか、全く覚えていない。でもたぶん、1日中泣き続けていたんだと思う。何を考えるとかよりも、とにかく涙が止まらなかった。

その後1週間だか2週間だか、ベッドにタオルを持って入る日々が続いた。電車だろうと大学だろうと、すぐに目が潤んだ。一人になった瞬間に泣いていた。食欲も失せた。楽しみにしていたはずのKAT-TUNのコンサートも、2年ぶりに充電期間から復活するコンサートを前にさぞうきうきしていたであろう上田担に散々駄々をこね、めそめそしながら、ドームだというのに双眼鏡も忘れて行った。*3

意識して逃げていたつもりはない。でも、GR8ESTを買ったときに久々に向き合えた…と思った。ずっと信じられない気持ちも大きくて、セブンイレブンの広告が出たあたりで、飛び立つ顔をしている…とハッとしたりした。今でも信じられているのかはよくわからない。6人をこの目で見ないと信じられないのかもしれない。

 

 

 

 

私は、関ジャニ∞が、7人でなくなる未来を予想したことがほとんどなかった。

それは私がいわゆる新規であることに起因するのかもしれない、私は彼らの若い頃を知らない。昔から応援されていた方の言う色んな時期を知らない。この話自体、初めてではなかったんだろうなとかそういうことは思ったけれど、実際に7人でなくなる未来は私の中になかった。7人で笑っていてほしかった。7人がずっと7人でいてほしかった。

 

 

 

「永遠に続けなんて願わないから せめてあと少しもう少しだけ」

と、錦戸さんは「元気が出るSONG」で作詞している。この曲を初めて聞いたとき、なんというか、そこはかとない寂しさと切なさを感じたことはよく覚えている。うまく言えないけれど、この人は過去も全部背負ったまま、ここでも、ここにきても永遠は願わないと表現するのか、とそんなことを思った記憶がある。

なんにもわかってなかったんだな。今は思う。私は何一つわかってなかった。

私の知らないあれもこれも経験してきた彼は、彼らは、知っていたのかもしれない。

「永遠」の危うさ、難しさに。

私の大好きな人は、こういう未来を予想まではしなくとも想定はしていたのかな。

「永遠に続けなんて願わない」、でも「ずっと一緒」、私は当時意味が分からなかった。もしかすると、この時間は永遠には続かなくても、離れていても気持ちはずっと一緒、そういうことなのかな。

考えたって答えは出ないし、これこそ永遠に語られることもないんだろうし、語られない以上は何もかも勝手な憶測であり発言でしかないのだけれど、そんな風に思ってまた何とも表しがたい気分になる。

 

大体、アイドルのオタクでなければそんなこと夢見ないのかもしれないなとも。

私はいつか死ぬし、いつか死ぬということは私に関する全てがいつかは終わるということで…誰だってそうで、知識としては知っていたはずなのに、アイドルのオタクである私はいつの間にかその輝きに永遠を感じて、そのことを忘れてしまったのかもしれない。

 

この3か月、個人的にもたくさんのことがあって、私は「一生」「永遠」の類の言葉を、軽率に口にできなくなってしまった。「一生ついていく」といった類のことを今までのオタク人生において私は何度か言ったように思う。でも、新しく好きな人ができたり、好きな人のことを本当に好きなのかわからなくなったり、過去に好きだった人の今を信頼できなくなっていることに気づいたりして、今大好きでたまらない人を一生変わらずに好きでいる自信はなくなってしまった。その自信もないのに一生なんて言えない。一生も永遠もそんなに簡単なものじゃない。

 

でも一方で、そうやって考えていくと信頼できるのは今しかないんじゃないかなって。

今しか楽しめないし今しか生きられない、当たり前の結論に結局たどり着く。当たり前のようで、当たり前じゃないのかもしれないね。

嘘じゃない今を、もっと誇りを持って生きよう。特に、あのLIFEを見た今そう思う。

 

 

 

7/6,7,8と生放送3日間、そういう機会があって良かった。

7人最後の機会であるのと同時にツアー1週間前、最終調整の時期でもあるはずで、メンバーにとって色々な面で大変だったと思う。でもファンとして、この機会を見せてもらえて良かった、きっとあるのとないのとでは全然違った。頑張ってくれてありがとう。

どれもそれぞれに良かったし、普段のように笑ったり、どうしようもなくなって泣いたりしながら見ていたのだけれど、やっぱり最後の関ジャムかなあ。

「人数が変わってもウルフルズウルフルズやし、関ジャニ∞もそうでありたい」

「すばるくんとは関ジャニ∞でもずっと2人で歌ってきたのでジョンとポールまではいかないけど感慨深かった」

こういうコメントを「最後ですからね。」と出してくる錦戸さんがどこまでも錦戸さんで、「門出」の言葉を思い出した。こういう人だよな。彼なりの餞。

ジョンとポールだよ?彼がThe Beatlesに対して大きな尊敬を抱いていることは周知の事実で、そのジョンとポール…そうなんだな、錦戸さんが言うと妙にしっくりくる。そう思いながらしたセッションかと思うとまた涙が出る。

 

無責任ヒーローは本当に楽しそうで…スカパラさんとのセッション、めちゃくちゃかっこよくて、みんなが音を楽しんでいる感じがして、すごくよかった。無責任がこんなにいい曲って、今回のアレンジで初めて知ったような気がする。スカパラさん、本当にありがとうございました。

 

 

そして、ロマネ。最初に全員映った時、正直マジかと思った。だって錦戸さん、思いっきり泣くのこらえてるから。

7/5のレンジャーで、錦戸さんは「前しか見えてない」という内容のことを書いた。最初に読んだときは、ああ、この人は本当に強い、ついていきたい、と思ったけれど、色々なことを思い返す中で、後ろを見てはいられないと決心するあまりに最後の瞬間に感情をこらえてしまうんじゃないかって勝手に心配していて。単純に、脱退する側に対してはきついともいえる言葉であったことも少し寂しかったし。錦戸さんが、ずっと背中を追いかけてきた先輩であり、ずっと隣で歌ってきた仲間でもある大切な人との別れを迎えなくてはならないのなら、せめてそこに伝えたいことを伝えられなかった悔いやなんかを残してほしくはなかったし、寂しくないわけがないのに平気なふりなんてしてほしくなかった。これが私の単なるエゴだとしても、しっかり別れることは、後ろを向くことと同義ではないと思ったから。でも、ああいう書き方をしている以上あれが本心かもしれない、そこはわからない。

そんな気持ちでいたので、マジか錦戸さん泣きそうなのか…よかった…とは、やっぱり思った。大サビ前、明らかに上を向いてやり過ごそうとするのを見て、はらはらしながらがんばれ、と念を送った。「雅なる物語」のストーリー、のあの感じは、うまく表現できないけど、忘れない。忘れたくない。何度見たって涙が出てくるんだと思う。

 

 

そして、LIFE~目の前の向こうへ~。ハモリが既に歌えなくなっていて、サビでほろりと涙をこぼして。でも、「今日は泣いたって『いつか笑えるはず』そう言って」って歌ってるんです。無理だった。いつぶりに演技以外でこの人の涙を見たんだろう。こんな時でも綺麗に泣く。その表情と、涙がすべてだった。間奏で、この時間が終わってほしくないと本気で思った。それぞれがそれぞれに最後を嚙みしめていた。涙が止まらなかった。この人たちを好きになれてよかった。好きになれたことが私の誇りだと思った。

曲が終わって、「寂しかったね」と口にした錦戸さん。なんというか…正直ほっとした。らしいな、とも思った。やっぱり寂しかったよね、というのと、言語化できて、本人にちゃんと伝えられてよかった、というのと。その場面を見せてもらえたこと、本当にうれしかったし、関ジャムには感謝してもしきれない。本人が錦戸さんを見ることはなかったけれど、彼ららしいな、と私は思った。そこに曲げられないポリシーを感じて。見たらどうにかなってしまいそうで、どうにかなってしまうことは自分に許されることではないと考えていそうな。そういうところ、やっぱり2人は似てるんだろうな、とも思った。

 

 

 

 

 

おかげさまで、ロマネを、LIFEを聞くと自動的に目にスイッチが入って泣いてしまうようになった。

すばるくん、あなたのせいだよ、でもやっぱり嫌いになんてなれないし、どうかこれからの人生が幸せなものとなりますように。すばるくんの人生にとってジャニーズに入ったこと、関ジャニ∞のメンバーであったことが一番の誇りであるなら、これからの人生でも同じくらい誇りに思える何かがありますように。

 

今週末には6人体制でのツアーが始まる。あの人たちのことだから、きっと私の予想なんて軽く超えてくるんだろうな、と思うし、とにかく体には気を付けて(特に安田くん…本当に、ドームにベッド設置してくれても、なんでも、とにかく無理だけはしないでほしい。健康第一で。本当に)走り切ってほしいなと思います。今素直に楽しみだと思えるのも彼らの力で、やっぱり彼らはすごい。どうか6人の関ジャニ∞の未来が、幸多きものでありますように。

 

 

 

 

 

「今日は泣いたって 『いつか笑えるはず』そう言って」

私の大好きな7人全員、君がいつまでも幸せでありますように。

ふぁいと!かんじゃに!むげんだい!えいと!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:ここを起点にするのはとても不愉快ではあるけど

*2:ほぼ3か月経ってもメニューまで覚えているものなんですね

*3:でも本当に良いコンサートで、元気をもらいました。ありがとうKAT-TUNそして上田担!!