幾千の星の夜を越えて

それは銀河が僕にくれた奇跡

2021.11.16によせて〜Sexy Zone 10周年おめでとうございます〜

 

 

 

 

 

 

 

2021年11月16日。

Sexy Zoneデビュー10周年、おめでとうございます!

 

 

10周年、10周年だよ〜〜〜すごいね。

すごいことだなあ、というのと、SZがまだまだフレッシュな年齢であることでなんだかぼんやりしてしまって、そこまで実感が湧いていないようなところもあるけれど。

とにもかくにも5人で10周年を迎えられたこと、ほんとうにすごいことだし良かったし、ありがたいなと思う。

本当におめでとう!🥳💕㊗️💮🎉

 

 

 

 

 

10周年。

ジャニーズグループの10周年というと、グループの仕事として冠番組があったり、諸先輩グループように野外だったり東京ドームだったりでアニバーサリーコンサートがあって、ツアーがドームツアーだったりして…というイメージがある。全部のグループがそうではないにせよ、ぼんやりとしたイメージとして。

Repainting tourからSexy Zoneのファンになった私も、「時代を創る」ことを目標として掲げるSexy Zoneの10周年はそういう1年になるのかなとぼんやり思っていた。そういうSexy Zoneを、この人たちのそういう成長を見届けたいなと思った。

東京ドームでの単独公演をやったことがないと知って意外に感じたとともに、冠特番で健人くんと聡ちゃんが描いた漫画に

「次は東京ドームに連れてって♡ あなたたちのファンより」

とあったり、幾度となく夢として語られるのを聞いて、きっと10周年には、と。

リミットじゃないけれど10年を一つの節目としてドームに立つんじゃないかと思っている自分が、どこかにいた。

 

 

 

けれど、Sexy Zoneを見ながら、毎日のようにラジオで、円盤で、Webで、雑誌で、そして時には生で触れながら日々を過ごしていくうちに、なぜか勝手に思っていた「10周年」はリミットなんかではなく、続いていく線上の一つの大きな点みたいに思うようになった。自分の中で勝手にリミットのように思っていたものが溶けた。そんな感覚に近い、自担の着物じゃないけれど。

 

今のところ11/16にも、その後にも、時節柄もあるのかないのかドームに立つ予定はないようで、その意味で言えばまだ夢は叶っていない、けれど。

 

「夢が叶う」ことそのものよりも、もっともっと大きなことをSexy Zoneは教えてくれたし、掴んだ。それを見せてもらった。いまそんな風におもう。

 

 

 

Sexy Zoneのことを知れば知るほど、良いとか悪いとかだけでは表現しきれないようないろんなことがあって。そんな過去を経て、そして5人が5人とも5人でいたいと思った、から、いまのSexy Zoneが5人なんだとわかった。

SZ10thでも改めて提示してくれた

「5人でいる=Sexy Zoneであること=自分らしくいること」

という答えを出せたこと。

そして、5人とも、ひとりひとりがハッピーな人生を生きることが何より大事と知っていて、そのうえでSexy Zoneでいることをひとりひとりの幸せのみちとして選び取っていることを伝えてくれて。

5人でグループとして在るうえで、これ以上のことなんてあるのかなと本気で思う。

5人の、5人で在ることへの途方もない愛だよな。

夢が叶っていてもいなくても、グループとして在るうえで、これってすっごく難しくて、すっごく稀有なことで、それでいてすっごく大事なことなんじゃないかな。

 

 

Sexy Zoneが5人でそういう愛を育んできた10年があって、

まだ叶っていない夢があって、

いま「夢に踊」れているのなら。

Sexy Zoneというグループの行く先を、これからも見続けたいと、わたしは強く強く思う。

10周年、おめでとう!

5人が笑っていられますように。

これからも、よろしくね!

 

 

 

 

 

 

Sexy Zoneを見ていると、「愛だ…」と、愛が実際なんなのかはよく分からなくても愛をかたちとして見せてもらったような、示されたような気持ちになることが、よくある。

そんな私が今年フロム先生の「愛するということ」を読んですごく印象に残った一節があったので、ここに引用しておきます。

Love means to commit oneself without guarantee, to give oneself completely in the hope that our love will produce love in the loved person.

(愛するということは、なんの保証もないのに行動を起こすことであり、こちらが愛せばきっと相手の心にも愛が生まれるだろうという希望に、全面的に自分をゆだねることである。)

Love is an act of faith, and whoever is of little faith is also of little love.

(愛とは信念の行為であり、わずかな信念しかもっていない人は、わずかしか愛することができない。)

 

これをすごくシンプルに実行しながら活動してきたからいまのSexy Zoneがあるんだろうな。と5人の顔が浮かんだ、そんな一節だった。

2021年11月16日に寄せて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大学4年間の現場の記録

 

 

 

 

 

2017

 

5/21
flumpool 8th tour Re:image starting concert@日本武道館

 

8/4・14
関ジャニ's エイターテインメント ジャム@ナゴヤドーム・東京ドーム

 

10/4
舞台「グリーンマイル」@東京グローブ座

 

12/3
flumpool 8th tour Re:image @パシフィコ横浜大ホール

 

12/9
日本フィルハーモニー交響楽団 第696回定期演奏会 @サントリーホール

 

12/13
映画「羊の木」完成披露試写会 @よみうりホール

 

12/23
キャラメルボックス 「ティアーズライン」2017ウィンターツアー @サンシャイン劇場


2018


2/13
映画「羊の木」大ヒット舞台挨拶@六本木東宝

 

4/20
KAT-TUN LIVE2018 UNION@東京ドーム

 

5/1
映画「羊の木」ティーチイン 吉田大八監督×安藤玉恵@横浜シネマ・ジャック&ベティ

 

5/2
Namie Amuro Final Tour "Finally"@東京ドーム

 

5/3
Sexy Zone repainting tour 2018@横浜アリーナ 2部

 

5/20
NEWS Arena tour 2018 EPCOTIA@さいたまスーパーアリーナ 昼公演

 

6/30
嵐のワクワク学校2018@東京ドーム

 

8/25・26・9/7・8・9
関ジャニ∞ GR8EST@京セラ・東京ドーム

 

10/20 
NMB48 SP握手会@パシフィコ横浜

 

10/27
山本彩卒業コンサート SAYAKA SONIC~さやか、ささやか、さよなら、さやか~@万博記念公園 東の広場

 

2019


1/7

NEWS EPCOTIA ENCORE@東京ドーム


3/30・5/2・4(昼夜)・6(夜)

Sexy Zone PAGES@大阪城ホール横浜アリーナ


4/4

太田夢莉 写真集お渡し会@新宿


4/11

アンジュルム 26thリリイベ@池袋


4/20

NEWS WORLDISTA@サンドーム福井


5/14

山本彩 I'm ready@zepp東京


6/9

山本彩 1stリリイベ@渋谷WWWX 夜


7/21・9/2・3

関ジャニ∞ 十五祭@ナゴド・東京ドーム


8/30

嵐 5×20@京セラ


9/21・10/1(昼)

舞台「ハムレット」@グローブ座

11/22・12/18

錦戸亮 NOMAD@豊洲PIT・渋公

 

2020

 

4/3

山本彩 α@カルッツ川崎

 

3/14・4/4・5(昼夜)・5/2・6(昼夜)

Sexy Zone POP×STEP!?@サンドーム福井・マリンメッセ福岡・横アリ


6/20・28

NEWS STORY @東京ドーム・ナゴド

 

8/2

〈THEATER LIVE〉RYO NISHIKIDO FAN MEETING 2020 (ライブビューイング@映画館)

 

8/20

Summer Paradise 2020 俺担ヨシヨシ自担推し推し緊急特別魂 HiHi Jets(配信)

 

10/24

NMB48 吉田朱里 卒業コンサート~さよならピンクさよならアイドル~(配信)

 

10/29(夜)・30(昼夜)・31(昼夜)

Sexy Zone POP×STEP!?TOUR 2020(配信)

 

1/7(昼)

SixTONES One ST(配信)

 

1/23

SZ10TH ONLINE FAN MEETING -vol.1-(配信)

 

3/6

村上信五と初サシで生トーク!〜

「Johnny's Village #2」村上信五菊池風磨(配信)

 

3/10

RYO NISHIKIDO LIVE TOUR 2021 "Note" @Zepp Sapporo

 

3/22

15TH ANNIVERSARY LIVE KAT-TUN(配信)

 

3/28

RYO NISHIKIDO LIVE TOUR 2021 "Note"

@SENDAI GIGS

 

3/30

NEWS STORY @大阪城ホール

 

 

 

 

下書きに残ってたので、今更。まとめておきたくなった。おたくごとにおいても楽しい大学生活でした。これからもおたくごとを楽しんでいけるように、人生楽しむために、がんばって働くかー。💮

 

 

 

 

 

 

僕らだけの答え

 

 

 

 

 

正解なんて意味ない 僕らだけの答えに辿り着けばいい

 

 

 

Sexy Zone Anniversary Tour 2021 SZ10THに行ってきた。

良かった。すごく良かった。

知ってた、全然知ってたけど、Sexy Zoneあまりにも最高すぎない???

 

 

あまりにも良かったのでいまだに余韻が抜けない。

 

 

Sexy Zoneの10年間と、メンバーの口から何度も聞いた「楽しい10周年」「お祭りみたいな10周年」をまさに体現してくれた、夢みたいな時間だった。それでいて、みんなが「これからもよろしく」と言ってくれたことがあまりにうれしかった。

 

 

 

 

「10周年はとにかくファンの皆さんや支えてくださる皆さんに恩返しができたら」

「とにかく楽しい10周年に」

とはおそらく、ライブに行く前に読んだり聞いたりしたさまざまな媒体でどのメンバーの口からも出ていたように思う。

たしかにほんとに色んなことあったけどーーー!!!私が知ってる時代も知らなかった時代も、本当にいっぱい色んなことがあったけどーーー!!!でも恩返し恩返しってこっち(少なくともわたし)はいつもいつももらってばっかりなんですがーーー!?!?とは思いつつ。

とにかく楽しい10周年、いったいどんなツアーになるんだろう。

心からワクワクしながら私的初日を迎えた。

 

 

OPは、1人のおじいちゃんが5人の少年に『ある人が大切な人を想って描いた日記』『彼らと、彼らを愛した人の物語』*1を語る場面から始まる。

その物語は、紛れもなくSexy Zoneの10年間。

少年たちはSexy Zoneかもしれないし、そうでないかもしれない。おじいちゃんは、ジャニーさんかもしれないし、マリウスの未来の姿かもしれない。

けれど、そこから語られる物語は、気づけば「Sexy Zoneと私たちファンの物語」となって、映像につられてこんなことがあった、あんなことがあったと走馬灯のように流れていく。音楽も相まって、そこでもう泣いてしまう。毎回ここで既に涙が抑えられなかった。

 

OPは、ストーリー形式であることからしてもう好きなんだけど、何より好きで何より泣かされたのが、いろんなことがありながらもSTAGEのライブ映像とともに出る『この5人だからずっと夢に踊れた』、そして2020年のPOP×STEP!?tourで『ステージから見る景色がいつもと違った』からの、『だから今日○○で君と会えたこの日のことを忘れない。』*2かなぁ………

もうさ〜〜〜〜〜『夢に踊る』って表現、本当に良いよね。綺麗だし、夢の途中を全力で楽しんでいる感じがまさに今のSexy Zoneだなと思う。

そしてこの今の状況下で、自分は「行った」側の人間だけれどそれでも2年ぶりにSexy Zoneを直接見ることのできるコンサートで、(こちらとしても)どうにかこうにか迎えた場所で……『君と会えたこの日のことを忘れない。』なんて、そんなふうに言われて泣かないわけないだろ!

そのあと、SZ10THのあの5人のイラストが映って…もうこれに関しては、わたしは何回見てもそうなんだけど、とにかく風磨さんがあんな風に穏やかな笑顔で描かれているのが印象的で。デビュー曲を踊る姿をその前で見ているからこそ、余計にかもしれない。5人のイラストに、ここまで歩んできた10年間の重みを感じながらSZ10THは幕を開ける。LET'S MUSIC。はぁオープニング本当に大好き………

 

 

 

そのあとレツミュからブチ上がり、NOT FOUNDのラップの風磨さんがあまりにかっこいいとか極東DANCEにはじまるライブ振り返りパートの魅せ方があまりにうまいとかタイムトラベルの演出もダンスも好きすぎるし風磨さんほんっとにダンス上手くなったねとかWhy?の良さに改めて気付かされてころされたとか初めてCANDYライブで聞けて嬉しすぎるとかall this timeが沁みるとかシングルパート楽し過ぎるとか!!!!!(オタク特有のスーパー早口)

PEACH for...良過ぎるとか!!!!!(一呼吸)

特に「お前はそれで良いのかよ」「良いわけねーだろ棘咲」「蓮城寺…」のあの良さとか!!!!!

書きたいことは!!!!!山ほどあるのですが!!!!!

 

 

 

ここには、SZ10THで何よりいちばん好きだったところを残しておこうと思う。

シングルパートは過去へと遡り、デビュー曲「Sexy Zone」を歌い、全員の挨拶。

そして、「RUN」「Change the world」で本編が終わり、EDに入る。OPとおなじ、おじいちゃんと5人の少年。

少年の1人が、おじいちゃんに尋ね、おじいちゃんは笑って答える。

「僕らも、Sexy Zoneみたいになれるかな?」

「『君らしく』いればいいんだよ。」(''Yes, if you can be yourself.'')

 

 

 

………あーーーーー、やられた。

完敗。

これに尽きる。

Sexy Zoneの溢れんばかりの愛はここからくるものだし、これこそがわたしがSexy Zoneを好きな理由だ、と心の底から思う。

 

デビュー曲で

「大人の決めたやり方 それが正解なの?僕らは僕らなり考えてる」

と歌ってデビューしたSexy Zoneは、レーベル移籍後初のシングルRUNで

「正解なんて意味ない 僕らだけの答えに辿り着けばいい」

と歌う。

 

そのまさに、「僕らだけの答え」こそが、

「『君らしく』いればいいんだよ。」

に他ならないんだ、とここで腑に落ちて。

 

君らしく。あなたらしく。自分らしく。

 

Sexy Zoneが今までずっと、折に触れて伝えてきてくれたメッセージ。

それこそひとつ前の記事に風磨さんの言葉は載せているけれど、松島聡ちゃんが2020年夏に休養から復帰した時も、メンバーは皆「聡ちゃんが幸せでいてくれれば」とか「それぞれが一番幸せでいられる道」を願っていた。その祈りも願いも、全部全部このメッセージにつながるところで。

チェンザワの詞にもあるように、この10年の節目で改めて提示されて、5人が5人とも辿り着いた10年間の「答え」として示されて、Sexy Zoneの愛を愛たらしめているのはまさにこれだ、と身体で理解した。そんな感覚だった。胸がいっぱいだった。

 

 

 

 

そして。

「僕らも、Sexy Zoneみたいになれるかな?」

という問いは、風 are you?の最後のあいさつの

「僕のちっちゃい頃の夢が嵐になることでした。嵐になりたくてどうやったら嵐になれるかずっと一生懸命考えて、今ここにいます。でも今ちょっと夢が変わって…今の僕の夢はSexy Zoneになることです。僕が、ちっちゃい頃、嵐になりてえなって思ったように、僕も誰かにそんな夢を与えられたらなと、夢を与え続けたいなと、そういう意味を込めて、Sexy Zoneになりたいなと、そういう風に思ってます。」

をすぐに思い起こさせた。

そっか〜〜〜〜〜。そっか〜〜〜〜〜。

「誰かの夢や希望としてのSexy Zoneになること」を夢見た2016年の風磨さんは、2021年、いやたぶんもっと前から知っていたのだろうけれど、その夢への答えに辿り着いたんだな。と思うと。胸が熱い以外にもう何もなかった。こんなことある!?!?大好きしかなくない!?!?

 

 

更に、このエンディングは、将来Sexy Zoneが「誰かに夢を与え」ている、「夢のStage(場所)」なんだろうな……と思うと、

もうさ〜〜〜!!!もうさ〜〜〜………*3

こんなん泣くに決まってるじゃん!!!バカ!!!と思うし、泣くし。

オーラスでは、彼らのそれぞれの挨拶と、チェンザワのサプライズと、それを嬉しそうにしてくれたり泣き崩れたりするメンバーを見てとっくに涙腺が崩壊しているのに、風磨さんが

「10周年だぞ!笑え!」

と叫ぶから。

そうだ、楽しい10周年、お祭りみたいな10周年だった、と思い出して。またそこで笑って泣いた。

 

 

 

は〜〜〜〜〜。

そりゃあこんなの余韻抜けないわな、と書いててまた思った。だってすごすぎる。

 

 

 

正直、SZ10THを初めて見た時はエモさが控えめなコンサートだな、という印象だった。

マリウスがステージには立たない10周年のコンサートで、そして状況的に見に来れない人もいて、そういうことなのかな…とも考えた。

「10周年のコンサート」を見にいくにあたって、Sexy Zoneのはじめての周年コンサートである*4「5周年のコンサート」すなわちSTAGEのエモさが頭にあったのもあると思う。

SZ10THは、「僕らだけの答え」というメッセージそのものを重視して作ったコンサートだ(そこで私は胸がいっぱいでしたが…)な…という印象だったんだけど、回を重ねるごとにこのメッセージと、本編のそれぞれの「思い出」とが際立って、どんどん良さが沁みてきて。

そして、最後のメッセージが沁みれば沁みるほど、ステージに立っているのは4人だけれど5人で迎えた10周年だ、という思いがより強くなった。

 

SZ10THにSTAGEほどのエモさがないのは、たぶん、STAGEの時とは彼らが違うstepにいるからで。

「僕らはまだ始まったばかり」で、現在進行形で「夢に踊る」その姿勢によるものなんだな…と思うようになった。だからこそ、

Gift for you  Gift for you もう笑って

あの日々に夢見てた現在を

「もう笑って」なんだな、と。

 

 

 

 

は〜〜〜〜〜。

全部全部回収されて、ぐうの音も出ない。

完敗です。

知ってた、全然知ってたけど、Sexy Zoneあまりにも最高すぎない???

は〜〜〜〜〜。

振り出しに戻りました。

最高すぎるSexy Zoneが、Sexy Zoneらしく、明日も笑っていられますように。

こちらこそ、これからもよろしくね。

 

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*1:走り書きのメモに基づくものなのでニュアンス。円盤出たら直します

*2:まじで文章の細かいところとか流れ自信ない

*3:ちなみに子供たちの映像の撮影現場に菊池さんがいるのを「同じ場所にあったフィルム」ことメイキング映像は映しています…エーン菊池監督……

*4:わたしを沼の底までずぶずぶに引き摺り落とした、おそらく生涯で再生回数が一番多いコンサートでもある

守る人

 

 

 

 

Sexy Zone POP×STEP!? TOUR 2020が、とうとう幕を閉じました。本当にお疲れ様でした。

3/14から始まるはずで、ほとんど1年前から準備されていた今ツアー。『巡り合わせ』で5人で幕を閉じられたことをわたしも本当に嬉しく思うし、見届けられてよかったなと心から思う。「いま」を届けてくれたこと、本当にありがとう!

 

配信という形になって再構成せざるを得なかった部分があるのだろうと察せられたもののすごくすごく楽しくて。5人でいまを見せてくれたことに意味があったと思う。またいつか元のセトリはなんらかの形で見せてもらえると信じている。

 

 

ツアー本編についてはまた感想を書く*1として、今日は自担の好きなところに改めて気づかされたので風磨さんの好きなところ、風磨さんの好きなSexy Zoneについて書こうと思う。

 

 

 

みなさん今日は本当にありがとうございました。今回POP×STEP?!ツアーこのように配信という形でお送りさせていただきました。色んな状況下のなか、巡り合わせで5人でライブ出来たことに何より意味があると思っています。松島が活動休止してから約1年9ヶ月、僕達それぞれも色んなことを思う瞬間がありました。松島自身も葛藤した時間があったと思います。僕は何よりも彼が一つの決断を下すことが出来たことを良かったなと思ってます。休んでる状況の中、決断を何か一つ下すってことは僕たちが想像も出来ないくらい大きなプレッシャーだったと思います。それがもしかしたらSexy Zoneを辞める選択だったかもしれないし、5人でやる選択だったかもしれない。でも何か1つ決断を下せたことに意味があると思います。なぜなら僕たちそれぞれがそれぞれの道でハッピーに生きるのが一番いいからかなと、思っています。でも沢山の選択肢の中で5人でステージに立つ選択をしてくれたことを僕は嬉しく思いますしこの5人を全力で出来る限り守り続けていかなきゃいけないなと強く思いました。来年から10周年です。彼は誰時はもう目の前に来ました。ここからが夜明けです。僕たちの、みんなの、Sexy Zoneの時代を一緒に創ってみませんか。よろしくお願いします。

10/31夜公演、オーラス、風磨さん挨拶。

(何のメモも取れなかったので全て引用させていただきました。)

 

 

 

 

そうかーーーーー。

風磨さんが全てを、というかそれ以上のことを言ってくれていた。風磨さんがこの気持ちでいてくれているならわたしはどこまででもついていくだろうな、そう思う挨拶だった。わたしが思っていたことと全く同じだったから*2

彼は選択肢がいくつでもあると知っていて、その中でそうちゃんがもしかしたらSexy Zoneをやめる決断をしたとしてもそれがそうちゃんのハッピーならそうであるべきだ、とわかっていて、Sexy Zoneを選んだそうちゃんの選択を嬉しいと言う。そしてそれを言葉にして私たちに伝えてくれる。

これを信頼と呼ばずして何と呼ぶんだろう、この言葉をわたしが大好きな環境に身を置く大好きな人に言ってもらえるわたしはなんて幸せなんだろう、そう思ったし、たぶんこのとき泣いていた。「それでいいよ」を歌いながらマリウスが感極まって泣いてしまったのも、RUNで泣いている聡マリを見た時も、彼らの思うところを考えたら泣いた。風磨さんだって勝利くんだってちょっと泣きそうだったじゃんよ、と思いつつ、花粉症で〜と言う5人が大好きだなと思った。

 

 

 

 

でも、そのあとのアフタートークショーは、率直に言って死ぬほどもやもやした。

死ぬほどもやもやして、しんどくて。でも結局、わたしは風磨さんが、そしてSexy Zoneが大好きだなというところに帰結した。そう思ったこの気持ちをここに残しておきたいな、と思う。

 

ここまで読んでくれた方には申し訳ないが、この先の内容はかなり人を選ぶというか、おそらく読んでくれている中にも解釈違いの人、嫌な気持ちになるかもしれない人が相当数いると思う。わたしは5人全員が大好きなんだけど、基本的には自担盲目モンペ花畑教の人間(と思われても仕方ないんだろうなとときどき感じている人)なので合わないなと思った時点でブラウザバックしていただきたいし。

それでも、わたしはわたしの思うところを残しておこうと思ったので書いてみる。悪しからず。

 

 

 

 

久しぶりに突きつけられた気がした、自担が、風磨さんが、どれだけSexy Zoneというグループにおいて「違っている」か。

わかっていたつもりだった、メイキングもろもろ雑誌もろもろ、今まで見てきたもののすべてから、風磨さんがSexy Zoneの中でメンバーといわゆる「仲良しこよし」ではないことも、風磨さんが個人的に仲良くしている人たちはおそらくSexy Zoneのどのメンバーとも全然違っているであろうことも、そしてわたしもだからこそ良いと思えていることも。

けれど、なんでか今日のアフタートークは風磨さんの異質さがあまりに際立っていたように思った。そしてそれがしぬほどしんどかった。

挨拶で風磨さんが話していたことと、アフタートークで話されるそれぞれはあまりに違っているようにわたしには思えた。それぞれの語る内容に「しんみり」したものの、風磨さんの挨拶を聞いた後にそれが出てくるん?と思うところがなくはなかった。(とはいえ、わたしという新規のオタクからみて…という話なので、共に過ごしてきたメンバーがそう言うならそれがすべてなんだとは思ってる。つもり。)

 

 

 

風磨さんがあの場でひとつも「しんみり」な言葉を発さなかったのは、

挨拶で話したことが全てで、ステージこそ自分の立つ場所で、アフタートークという場で話すことはもうなかったから、かもしれない。

聡マリの涙を見たうえで、自分が何かを言うことによってこれ以上しんみりしたくはなかったから、かもしれない。

でも私には、風磨さんとはあまりにも違う4人がそれぞれ感じていることに、風磨さんが何か発言することによって水を差したくないから、というように思えた。少なくとも、わたしにはあの場で4人が話したことと風磨さんの挨拶の内容は全く違ったものだったから。けんしょりそうが着替えに行ってからマリウスが「風磨くんはどう思ってるの?」(ニュアンス)って聞いてくれてもはぐらかしたのだって、そういうことなのかなとわたしは思えてしまった。

 

 

 

 

終わってしばらく放心してしまった。キョンシーの風磨さんがあんまりにもバブバブでかわいいかわいいと叫びながら、全てが終わってなんの言葉も出てこなかった。そうか、こんなにも違う人たちなのか、と。

わかっていたはずなのに、それがすごく寂しかった。それだけ違う人たちと仕事を共にしていくために、風磨さんはこれまでどれだけのものを受け入れて、守ってきて、そしてこれからもどれだけのものを守り続けるんだろう。守り続けたいんだろう。じゃあ、風磨さんのことはだれが守ってくれるの?ここまで考えた時に電車の中で思わず泣いてしまった。

 

可哀想だとか、そんなんじゃない。だいたい、風磨さんを好きな人たるわたしがセクシーゾーンというグループについてそんな風に感じることがある、ということは、そのほかのメンバーを好きな人の中にもなんらかの違和感を感じる人がいるかもしれないということだし。

それでも、途方もないしんどさを感じて、ツアーが楽しかった感情とは別のところで何にも言葉が出なくなってしまった。あんなに違う人たちと一緒にいること、しんどくないのかな。アフタートーク見なきゃよかったなと思わないでもなかった。わたしは好きな人がしんどいかもしれないと感じてしまうことが一番しんどい人間のようなので。

 

 

 

 

 

でも、わたしがどう感じていようと、風磨さんはその「違い」も自分が一番感じている上で、分かった上で、STAGE挨拶の『Sexy Zoneのこと結構好きなんだよね』だし、POP×STEP挨拶の『5人を、全力で、出来る限り、守り続けていかなきゃいけない』というアンサーにたどり着いている。し、風磨さんが何も言わないとわかって聞いてくれるマリがいて、逆境を乗り越えてSexy Zoneでいる選択をした優しい優しいそうちゃんがいて、風磨さんはグループのことばっかり優先していると感じている勝利がいて、上昇志向の強さゆえの悔しさも共有できるケンティーがいる、そのステキな4人とだから風磨さんはSexy Zoneを選ぶ。選択肢はいくつでもあると分かった上でSexy Zoneにいつづける、その5人のSexy Zoneを守るという「選択」をしているんだよな。

風磨さんとSexy Zoneの異質さを感じれば感じるほどにその覚悟は重く思える。けれど、それほど重い覚悟を決められる風磨さんだから、わたしはこんなにも好きなんだと思う。誰がなんと言おうとたぶん風磨さんは背負う。そしてそうだとしたら、業が深いなと思ったジャニーさんの采配はあまりに正しい。だってそれによって輝く人でもあるから。

そして、風磨さんが、自分と全く違っている人たちとそこまでしてでもSexy Zoneをやりたいのは、他でもない、自分とは全く違ったSexy Zoneのメンバーが大好きだから。その4人が幸せでいて欲しいから。マスコットみたいでぴよぴよしていて、愛おしいから。その4人が幸せをSexy Zoneという場所で感じる限り*3Sexy Zoneを守りたい、ああそういうことか。

そこまで考えて、その途方もない愛と覚悟に改めて風磨さんという人を好きだなと思った。勝てない、敵わない。そんな風磨さんが作りたい時代をわたしも見ていたい。そんな風磨さんが大好きな、わたしも大好きなSexy Zoneが作る時代を見ていたい。「違い」も全部引っくるめて夢を届けてくれるSexy Zoneを見ていたい。彼らが走り続ける限り、見させて欲しい。

 

 

 

もやもやしたことも含めて、今そんな風に思っている。風磨さんはきっと最後までSexy Zoneでいるつもりなんだな、とも思った。今日一緒に虚無を迎えていた友人とその話を前にしたことがあるけれど、それが確信に変わってしまった。何があっても彼はSexy Zoneを守るんだろう。今そういう覚悟でいるんだろう。

その覚悟を持っているところがわたしは大好きだ、だって、覚悟が全てだから。

 

 

 

 

 

彼は誰時はもう目の前、ここから夜明け。

大好きなSexy Zoneを守り続けたい風磨さんが大好きだ、と改めて心から思った。守るものができた人は強い、なんて言うけれどいまの風磨さんは本当に強いよ。そんな風磨さんが守るSexy Zoneはさらに強いし、Sexy Zoneを守る風磨さんのことは、4人が守ってくれている。

そのSexy Zoneの強さは、もうポプステというライブが証明してくれている。

 

Sexy Zoneの作る時代が、

Sexy Zoneにとってハッピーでありますように。

 

 

 

 

 

 

*1:どんなに感動したコンサートでも感想をろくに文章にできたことがないので、書けるかはわからないけれど

*2:正確に言えばここ2年半でまた思い知らされたこと、とも言うのかも。せくしーから、だけはなく

*3:昼公演でも「やれる限り」と言っていたけれど、いつまでもとは言わないところというか 現実に誠実でありたいんだろうなというところがわたしはまたとても好きなんですよね…

「それぞれの今」と「あの夏」

 

 

 

 

 

 

 

2020年、明けましておめでとうございます。

毎年恒例の、年が変わってすぐに前年の楽曲をランキング形式で振り返る企画。ランキングがどうのこうのというよりも、参加するファンが振り返る1つのきっかけになっていて、それは私にとってもそうで。毎年毎年本当にありがたいなと思う。主催者の方には頭が上がらない。

 

 

 

2020年を迎え、今年も開催ツイートを目にした。好きな人たちの2019年の楽曲を振り返ってみよう、と思った。

 

 

でも、2019年の楽曲を、自分なりに順位をつけるとしたら、何か考えるより先に、1位は決まった。というか、何も考えなくても、わたしにとっての1位は決まっていた。

そして、その「1位」たる歌は、どうしてもわたしを2019年の夏に連れて行く。そういう力を持っているから「1位」以外に付けようがないんだと、きっとわたしは分かっている。その力に抗うこともできずに、わたしは2019年の夏に連れて行かれる。

あの夏、その夏。2019年の夏。

良いとか悪いとか、懐かしいとか戻りたいとか今だって楽しいとか、そういう次元の話ではなくて。ただあの夏を思い出して途方もなく切なくなる。思い出すたびに、こうやって振り返るたびに、途方もなく涙が出る。

 

 

 

2020年を迎えた今、わたしは2019年の夏のその続きを知っている。錦戸さんが関ジャニ∞脱退・事務所から退所をしたこと。関ジャニ∞が47都道府県ツアーを平均年齢35歳超にして12年ぶりに行っていること。錦戸さんがソロ活動を行うと発表し、ツアーをやってソロアルバムを出したこと。関ジャニ∞が5人で「友よ」をリリースしたこと。関ジャニ∞が5人で紅白に出て、カウコンにも出たこと。全部自分の目で見てきた。

見てきた感想として、どれも楽しかった。

錦戸さんのソロツアーが楽しくて、改めて錦戸さんのことが好きだと自覚して、ソロアルバムが良いアルバムで。どこにいたってこの人が好きなんだなと思ったし、好きだと思わせてくれる錦戸さんだった。オーラスの挨拶と、そしてノマドとを見たとき、まさにこのブログに以前書いた''一生''も''永遠''も軽々しく使うのをやめる…という決意も持ちつづけた上で、あの景色を一生愛したいな、と思った。そういう、''始まりの一歩''だった。

そこにいるのは確かに私が大好きな関ジャニ∞であるのに、5人という人数の少なさにびっくりしながら見た「友よ」も、本当に、本当に良い曲だったし、歌う関ジャニ∞はとってもかっこよかった。関ジャニ∞がやっぱり大好きだなと思えて、見ていると元気をもらえた。

 

 

 

 

 

けれど、「咲く、今。」を聞いて思い出すあの夏、2019年の夏、わたしはなーーーんにも知らなくて、ただ十五祭が楽しくて仕方がなくて、でも、なんにも知らなかった。

 

なーーーんにも、というと語弊があるかもしれなくて…当時既に決まっていた、でもわたしたちは知らなかったその事実は、3月7日に某誌によって勝手な尾鰭を付けられたかたちでいちどわたしたちに知らされていた。日にちが日にちだったこともありよく覚えている。木曜日で、レンジャー更新日だった。時差のあるところにいたので朝の4時とかだったけれど、既に3時間くらいめそめそ電話を繋いでくれていた錦戸担の友人とそれを見た。本人はもちろん、他のメンバーもどこにもそんな内容は書いていなくて、でもじゃあ、なーんだガセじゃん、と笑って言えるような状況でもなかった。シングルを出しているのに音楽番組に一切出なかったこととか、「6人揃った」姿を見ることが異様に少なかったこととか、ガセと信じたいその内容の裏付けになりそうなことを言い始めたらキリがなかったから。正直、某誌のそれが出た時からツアーが始まるまで、6人全員の仕事を夏の大型歌番組とセブンくらいしか覚えていない。2つある冠番組でも全員揃っていたことがあった……か??

 

それでも、錦戸さんが好きなわたしは、錦戸さんが「無言実行」タイプで、逆に言うと「言葉にした」ことに関しては何がなんでも絶対にやると知っていたので、「ツアー頑張る」と言っている以上次のツアーまでは確実に、絶対に関ジャニ∞なんだな、ということだけはわかった。少しでも検索すれば色んな人が色んなことを言っていたけれど、好きな人の言うそれだけは確実だなって信用できた。

たぶん似たように感じていたのであろう友人たちとだけ、「もしかして、もしかしたら、最後なのかもしれない」と言い合ってツアーに臨んだ。

 

 

けれど、ツアーに行ってみたら、十五祭があまりにも楽しくて、関ジャニ∞の走馬灯のような、本気のお楽しみ袋のようなライブで、そしてメンバーのそれぞれがあまりにも通常運転で、関ジャニ∞が大好きだという気持ちに改めてぶん殴られたような気持ちだった。最後だとか、最後じゃないとか、少なくともあの3時間には頭をよぎらないくらいずっと楽しいライブだった。

わたしが知っている時代も知らない時代も、8人時代も7人時代も全て、何一つなかったことになんてされずに、楽しかった、だけでは決してなかった日々を全部そのまま「歴史」にしてこれからも進み続けようとする彼らの在り方がまるっと大好きだった。OP映像も、「ここに」前の映像も、「LIFE〜目の前の向こうへ〜」の映像も、ペンライトだってそうだった。そういう場面でわたしは泣いてしまっていたけれど、その映像自体も彼らのスタンスもひとつもじめじめなんてしていなくて、「どんな時も笑っていようぜ!」という彼らの信条そのものだった。

 

 

 

改めて関ジャニ∞が大好きだと突きつけられ、十五祭が楽しくて楽しくて仕方のなかった夏の終わり、その最後まで私が見たのは6人の関ジャニ∞だった。何も変わらずに、最後まで楽しいしかなくて、みんなでダブルアンコールの無限大を歌って、いっぱい泣いて、

「15→16 to be continued」

にまた泣いて。

ああ続くんだなと思った。死ぬほど安心して、死ぬほど嬉しかった。なにか言うとかではなくてこうやって示してくれることがめちゃくちゃ関ジャニ∞らしいなと思った。友人たちと、よかったね、いいライブだったねと噛み締めていた。

 

 

 

でも、6人最後の夏だった。

あまりにも錦戸さんらしすぎる去り方と、錦戸亮がどういう男かをあまりにもよく知っている5人の男の送り方だった。誰にも、どこにも、なにも嘘はなかった。ただ、2019年の夏は関ジャニ∞が6人で過ごした最後の夏だった。

なんにも知らせずに、ただわたしたちを楽しませてくれたあの夏が、輝いて仕方がない。

 

オクロックでジャンプアップで登場してくれたこと。オクロックの新バージョンを披露してくれたこと。眠らせていた曲もいっぱいやってくれたこと。いっぱい踊ってくれたこと。キャンジャニちゃんも見せてくれたこと。ロマネの照明の色。すごくコンパクトなバンドのセットリストでこれまでにないくらい熱狂したこと。アンコール15曲の「楽しい」の畳み掛けっぷり。

関ジャニ∞が最高で最強だって心の底から思えたこと。

オーラスの冒頭の「1000万人達成!」が嬉しくて、ファンの一員でいられたことに泣いてしまったこと。オーラスの勝手に仕上がれのあの空気。

横山くんがオーラス冒頭でなんとも泣きそうな表情だったこと。

村上くんがいつもどおりMCであまり喋らない錦戸亮ちゃんに気付いて「亮は?」って話を振ってくれていたこと。

やすくんが錦戸亮ちゃんに『君というヒカリで照らして連れてって』と歌われている時のあの表情。

丸山さんが何度も何度も錦戸亮ちゃんと目を合わせてはふたりでニヤニヤしていた9/2公演のこと。

大倉くんがこの楽しくて楽しくて仕方のなかった十五祭を中心となって作り上げてくれたこと。錦戸亮ちゃんのことを『マイメン』と言ったこと。

 

 

 

この全部が、2019年の夏にはあった。

なんで本編最後が「咲く、今。」なんだよ、某誌肯定するみたいじゃん!って笑っていた自分が恨めしくもある。でもそうやって思わせてくれるくらい楽しい夏だったことにも、教えてくれずに楽しいで埋め尽くしてくれたことにも、わたしは6人全員にこれ以上ないくらい感謝しています。「ありがとう」と「さよなら」だったんだな。

 

 

 

 

 

関ジャニ∞の曲ではないけれど、2019年の夏は、エンドレス・サマーだったし、そうであってほしいな、と思う。一生も、永遠も存在しないけれど、それでも。

扉はいつもきっとあの夏に繋がっている

「咲く、今。」はわたしにとって、エンドレス・サマーへの「扉」なんだろうな。だからこんなにも大切なんだろうな。

「咲く、今。」という扉の向こうのあの夏は、それぞれの今が始まる、さよならとありがとうの季節だった。思い出すたびに楽しくて、切なくて、だからこそというわけではないけれど余計に輝く。

これからも、錦戸亮ちゃんも関ジャニ∞も、そして渋谷さんも内くんもそれぞれの道を進んでいく。進めば進むほどにいま大切に思うこの思い出も気持ちも、私が少しずつ思い出せなくなるような気もしてしまって寂しさや苦さを感じたりもするけれど、その寂しさや苦ささえも彼が関ジャニ∞であった証のように思えて、だからこそ2019年の夏をわたしはこれからも、余計に大切にできるようにも思う。ずっとずっと、心の中に大事に大事にしまっておきたい。扉も、あの夏も。

 

 

 

 

 

 

 

「拝啓 親愛なる」






錦戸亮さんへ。







親愛なる、と言ってもわたしが一方的にそう思っているだけですが。
関ジャニ∞だった、NEWSだった、そして今日でジャニーズ事務所のアイドルとしての人生を終える、錦戸亮さんへ。







今まで、アイドルとして、ジャニーズとして、関ジャニ∞として、NEWSとして、生きてその仕事を全うしてくれて本当にありがとうございました。
ジャニーズに入ってから、非凡な才能を持つ貴方にとっても平坦ではなかったであろう道をずっと歩んできてくれて、そして私をファンにしてくれて、本当にありがとうございました。







たのしかった、しかない。

わたしも、錦戸担としての人生を今日で終えるんだなと思う。
これから、
大好きだった錦戸亮ちゃんのあのダンス、確かにリズムを刻んでいるのに流れるような、しなやかで軽やかでいくらでも見ていられてスタイルの良さが驚くほどに映えるあのダンスも、大好きだった関ジャニ∞メンバーとの絡みも、どきどきしながら見たNEWSメンバーとの絡みも、いい曲もたっくさんあって 思い出の詰まった関ジャニ∞の曲を歌う彼も、もしかしてもしかしたらいつかは…と期待を捨てきれずにいたNEWSの曲をNEWSとともに歌う彼も、
もう「永遠に」「絶対に」見られないかもしれなくて、それを思うとつらくてかなしくてさみしくて涙が出るけれど、
それでも、錦戸さんが、関ジャニ∞で、ジャニーズで、自分のやるべきことはもうない、もうここに自分の居場所はないと思うのなら、わたしだって「錦戸担」というおたくとしての人生に、悔いなんてないなと、本気で思うのです。わたしは錦戸担として、生ききった。そんな風に思えるのも、錦戸亮ちゃんが錦戸亮という生き方を現在進行形で全うしていて、ファンとしてその生き方を本当にかっこいいと思っているから、だと思う。さみしくても、かなしくても。


錦戸さんは脱退・退所の理由を話す機会を設ける、例えば会見をやるとかそういう内容の映像を出すとかそういうことは一切しなかった。とてもシンプルなメッセージ。
死ぬほど錦戸さんらしいな、と思うし、錦戸さんがそう言うならそうなんだ、とわたしは思う…というか、思うことができる、とも言うと思う。あのシンプルなメッセージ「だけ」なのか、あのシンプルなメッセージに感じ取るのか。
錦戸さんとは袂を別つ関ジャニ∞のメンバーに関しても、そうなんだな、彼らは5人でやっていくんだなと思った。
それぞれをかっこいいなと思った。


 

こうやって書くと何にもショックじゃなかったみたいなんだけれど。
ショックじゃないわけがなかった。
6人の関ジャニ∞をようやく受け入れて、そしていつしか大好きになっていたのももう見られなくなる、し、大好きな錦戸さんの決断とはいえそれ自体が辛いんだよとか、
それこそもう大好きだった、いや、大好きとかいう言葉では表せないようなほどに感情を揺さぶられることだってあったまるりょをもう少なくとも表舞台では決して見られなくなるとか、
だって錦戸さんにとって6人の関ジャニ∞であることがベストじゃなかったとして、ベストじゃないけれどこの人たちとだからそれでもいい…とまでは思えなかったってことでしょう*1とか、
思うところは本当にいっぱいあって、考えるたびに虚無感を感じたり、何を思うより先に涙が出たりすることは数え切れないくらいあった1ヶ月弱だった。話題に上がるたびに、自分から話すたびに、なんでもなさそうなふりをしていないとその場で泣いてしまいそうで。きっとこれからも思い出すたびに悲しい気持ちになったり、やりきれなくなったり、それでいてけろっとしている自分もいるような、乗り越えることはいつかできるのかできないのか、それすらもよくわからないようなそういう出来事だった。

 


永遠はないんだな。
幾度となく思い知らされながらもまたそんなことを思う。錦戸さんは今どんなふうにその言葉を思うんだろう。「ない」と頭ではわかっていても、何度「ない」と思い知らされるような出来事があったとしても、そして永遠はないから今を大切にしよう…というのはもちろんそうで、その通りなのだけれど、それでも。

そんなふうに言うのは夢がないと、あの時のように今も心のどこかで思っていてくれたらいいな。そうやって思っている限り、永遠を願うその刹那にはきっと永遠は存在しているんだって、わたしは思うので。





 


アイドルで、ジャニーズで、関ジャニ∞で、NEWSであった錦戸亮ちゃんがわたしに与えてくれたものの大きさがあまりにも計り知れなくて、とてもじゃないけれどわたしのこんなブログの1記事なんかには書ききれなくて、そんな中で少しでも錦戸担の自分自身の気持ちの整理になればと思って書いてみました。

 

錦戸亮さんへ。
あなたがジャニーズとして過ごしてきた日々、いくらありがとうと言っても言い切れないです。
どうか、この先の人生がこれまで以上に幸に満ちたものでありますように。


君がいつまでも 幸せでありますように。

 

 

 

 

f:id:undertheseaa:20190930233000j:image

最後の日の今日、ジャニショに行ってきました

ニシキドリョウの文字が並ぶレシートも最後だね

確実に決意を決めたあととわかっている数枚、全部同じ笑い方してるんだよ、ないちゃうよね

 

 

2019.09.30

*1:でもそれは、そうなってくると錦戸亮という男の美学に反するんだろうというのも何となくわかるのですが それでも…

気付いたらこんなにも僕は 君で出来ていたんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分が思っていた以上にすきで、大切で、言葉にするならわたしにとって「あこがれ」と表現するのが1番近い。そんな存在だって気付いてしまった春だった。

 

 

 

発売日に「イチリンソウ」を購入した。

NMB48卒業後初のソロツアー「LIVE TOUR 2019〜I'm ready〜」Zepp Tokyo2日目に参加した。

幸運にも当選して、ユニバーサルミュージック移籍後初シングル「イチリンソウ」発売記念イベント東京2部に参加してきた。

 

 

正直自分でもびっくりしている。今のわたしの気持ちの量に。わたし、こんなにさや姉個人のことを好きだったんだっけ。アイドルを卒業したさや姉を、こんなに好きでいるつもりだったんだっけ。

 

いや、もちろん知っていた。わたしは山本彩という人が、というか「さや姉」がとても好きで尊敬していて、そしてなにより前の記事で書いたように私はこの人のお陰でオタクという人種になった。

 

 

 

でも。

わたしは前の記事を書いた時点、つまりさや姉がグループを卒業した時点ではシンガーソングライターとして活動する''ソロのさや姉''をこんな風にCDを買ったりツアーに参加したりしながら応援するような気持ちは、おそらく、なかった。いやうそ。正直に言ってしまおう、なかった。

更に白状してしまえば、卒コンに行った時点で、わたしはそれまでに発表していたソロアルバム「Rainbow」も「Identity」もろくに聞いたことがなかった。さや姉のソロといえばNMB48として発表した曲しか知らなかった。

 

 

 

そんなわたしが、さや姉の今までに出したソロアルバム2作を初めて聞いたのは2019年に入ってからのことだった。1月の後半、秋学期の試験勉強をしていた頃。

きっかけはアマゾンミュージック。Prime Studentの会費を払っていながらめったに映画も見ないし、たまに使う通販のお急ぎ便くらいしかメリットがないような感じがしていた頃、ひょんなことからその存在を知ってアプリをダウンロードした。アナログな事務所のグループのファンであることもあって、普段からSpotify*1とかApple Musicは使わずに、聞きたい音楽はCDを買うかレンタルするかというアナログっぷりを発揮していましたが、アマゾンミュージックをダウンロードしたら制限はある*2ものの、今まで買う/レンタルしたことはなかったけれど気になっていた曲を聞くことができて、ハマってしまった。

そんな時。あ、さや姉聞いてみようかな。と思い付きでさや姉のアルバムをダウンロードした。それが始まりだった。

 

 

 

アルバムが、めちゃくちゃ、良かった。

完敗だった。なんで私、RainbowもIdentityも行ってないんだろうって思った。さや姉の歌が、声が、好きなのは知っていたのに、なんでツアーに行かなかったどころかアルバムを聞こうともしなかったんだろう。あまりにももったいなかった。 

まさにこんな気持ちだった。私が好きだったのは、アイドルの、そして私の大好きなNMB48のキャプテンとしての、もっと言えば大好きなみるきーの「運命の人」である存在としての山本彩さんだと思っていたのだけれど、聞けば聞くほどさらに好きになってしまった。

作曲ももちろん、作詞にさや姉の人となりが溢れているようで、さや姉の歌のいいところが詰まっていて、どんどん再生回数が増えていった。卒業時、いつかソロのライブに行こうかな、とどちらかといえば軽い気持ちで言っていたのが、これは行かなくてはという気持ちになった。

 

 

 

 

4月に「イチリンソウ」が発売されて、5月にさや姉のソロのライブには初めてお邪魔して、そして6月にリリイベに参加させていただいて、気づいてしまった。

いきなり泣いてしまった。泣かされた。

BAD DAYSで始まる時点で、なんというかすごくさや姉「らしい」と思うのだけれど、JOKERがもうだめだった。JOKERのあのイントロが。ソロライブは初めての参加で、ライブハウスも軽音をやっている友人の出演していた小さな会場以外は初めてで、見よう見まねで周りの人達に合わせて人差し指を掲げたあの神聖な空間。JOKERを聞くたびに思い出す。このイントロだってさや姉が作曲したんだもんな。絶対忘れないだろうし、忘れたくない感情で景色だった。

 

 

 

 

今に始まった話ではないけれど、さや姉は、あれだけのビジュアル、アイドルとしてもシンガーソングライターとしても十分すぎるほどの才能を持ち合わせていながら、わけがわからないくらいに謙虚で真面目だ。

絶対に奢らないし、それを自慢にしているようには到底見えないし、ストイックで努力を欠かさない。

 

 

 

I'm readyで、リリイベで、何がよかったって先のツイートのMC内容もそうだけれど、凡なおたくにはわけがわからないくらいのその謙虚さ・真面目さが今のさや姉の「やりたいこと」たるシンガーソングライターとしてのソロ活動に注ぎ込まれていることが、そしてそれを本気で楽しんでいることがさや姉の様子からも曲からも歌からもMCからもビンビンに伝わってくることだった。リリイベで話してくれた内容については、これから大阪も控えていると思うと書かないほうがいいのかなと思うのだけれど、さや姉も、普段は厳しくもさや姉の才能を十二分に買ってくれているプロデューサーさんも見据えている場所があること。

ツアーのMCで話してくれた、Identityツアーでは思い悩んでステージに立つことが怖くなったけれど、今回のツアーでは1つ1つが身になっていて、違う自分になれているような気がすること。自分だけじゃなくてお客さんが楽しんでくれていることが伝わってきてさらにライブを楽しめていること。これからも音楽と自分と向き合っていきたいこと。

そうやって話すさや姉の目に曇りはなくて、どこまでも清々しくて真摯で、ひたむきで、心からそう思っていることが伝わってきた。

あまりにも謙虚でクソがつくほど真面目で、その真面目さはたまに生きづらいほどなんじゃないか*3と今までにも何度か思ったけれど、それを乗り越えてイキイキしているのが目に見えてわかるさや姉が今を楽しめていると伝えてくれたことが本当に嬉しくて、眩しくて。

NMB時代の誰もが付いていきたい、求心力と人望のあるキャプテン・さや姉がソロで生きることを選んで、さらにパワーアップして全身全霊でそれを全うしようとしている姿を、私は見た。

 

 

そして、さや姉の人間としてのあったかさをひしひしと感じる空間だった。チームSYのみなさんとの関係性も、ユニバーサルのプロデューサーさんとの関係性も、ファンに対しても。

ありがとう、ありがとうと何度も言ってくれたし、心からそう思ってくれていることは言葉からもその表情からも十分すぎるほどに伝わってきたけれど、ありがとうって言いたいのはこっちだよ〜〜と、ありがとうを受け止めながら思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

これらを経て、アイドルだったさや姉も、今のさや姉も、わたしにとって言葉で表すならば「憧れ」が一番近いのかもしれない、なんて気付いた。

いつだったか、NMB48を追っかけはじめた頃、おそらく2012年の最後か2013年の初めごろだったと思うのだけれど、さや姉が何かのインタビューで「ファンからなんと呼ばれたいですか?」と聞かれて「さやかちゃん」と答えていたことが心に残っている。*4

その時、「さやかちゃん」と呼ばれたいらしいけれど、わたしはさやかちゃんと呼べない、まじでごめんだけどわたしにとってはどうしてもさや姉なんだよな…というようなことを思って、そのまま「さや姉」と呼び続けて今に至るのだけれど、今思えばそれも、わたしにとってその時も今もある種「憧れのお姉さん」だからなのかもしれない。

 

 

 

 

 

さや姉最高だな、と改めて気付けた2019春、ロッキンへの出演も決まって本当に喜ばしい。こんなに才能があって努力を惜しまない素敵な人なんだから、どんどん評価されてほしい。

今までにさや姉が出演した各種ロックフェスでさや姉を見た邦ロック好きの友人数人から、さや姉はいいねと言われるたびに、でっしょ〜〜???とさや姉の代わりに勝手に誇ってしまっている。

彼女の音楽と直接の関係はないけれど、とりあえずこれを見ればさや姉の最高がわかるな?と思った最高をここに引用させて頂きます。

本当に、早くもっと多くの人がさや姉は最高だって気付けばいいのに。私はこれからもさや姉の最高を大切に消化しながら生きていきます。

 

 

 

 

 

個人的には、極寒の国から帰還し好きな人たちそれぞれのリリース・ツアーに吸い込まれたような2019春、現場楽しい現場楽しいと言っていたら気付いたら魔の『大学3年の6月』を迎えていたような感覚*5で…まだまだ書きたい現場と気持ちがあるのでぼちぼち書いていきたいような、でもなんとなく書けなさそうな気もしています。とりあえずさや姉が最高だなって気持ちを抑えられなくなったので書いてみました。

トップガンさいこ〜〜Love Storyさいこ〜〜と言いながら、来月からのツアーを心待ちにしつつ、錦戸亮ちゃんのレンジャーに好きが溢れたりしています。最高なお姉さんをあこがれと呼ぶからには、わたしも自分のやることしっかりやらなきゃな〜〜と、思います。自分が好きでいられる自分でいるために、がんばろうね!わたしもがんばります。

 

 

 

 

 

 

 

*1:洋楽を好んで聞くような友人が多いのもあって、私の周りには愛用者が多い。完全なる余談ですが、錦戸さんも風磨さんもシゲアキさんも、Apple MusicではなくてSpotify信者だと信じて疑ってません、さや姉もそうなんじゃないかな。

*2:今のところLimitedへの課金はしていないので。3months 100yenキャンペーンめちゃくちゃ惹かれている…

*3:そんな風に思ってしまうのは、わたしがクソがつくほど能天気であるせいかもしれませんが

*4:それより後に同じ質問をされた時は、何と呼んでくれても構わないとも言っていた

*5:こんなに何もしてなくていいんでしょうか、私はまだ現段階でリクスーを着たことがないです