幾千の星の夜を越えて

それは銀河が僕にくれた奇跡

守る人

 

 

 

 

Sexy Zone POP×STEP!? TOUR 2020が、とうとう幕を閉じました。本当にお疲れ様でした。

3/14から始まるはずで、ほとんど1年前から準備されていた今ツアー。『巡り合わせ』で5人で幕を閉じられたことをわたしも本当に嬉しく思うし、見届けられてよかったなと心から思う。「いま」を届けてくれたこと、本当にありがとう!

 

配信という形になって再構成せざるを得なかった部分があるのだろうと察せられたもののすごくすごく楽しくて。5人でいまを見せてくれたことに意味があったと思う。またいつか元のセトリはなんらかの形で見せてもらえると信じている。

 

 

ツアー本編についてはまた感想を書く*1として、今日は自担の好きなところに改めて気づかされたので風磨さんの好きなところ、風磨さんの好きなSexy Zoneについて書こうと思う。

 

 

 

みなさん今日は本当にありがとうございました。今回POP×STEP?!ツアーこのように配信という形でお送りさせていただきました。色んな状況下のなか、巡り合わせで5人でライブ出来たことに何より意味があると思っています。松島が活動休止してから約1年9ヶ月、僕達それぞれも色んなことを思う瞬間がありました。松島自身も葛藤した時間があったと思います。僕は何よりも彼が一つの決断を下すことが出来たことを良かったなと思ってます。休んでる状況の中、決断を何か一つ下すってことは僕たちが想像も出来ないくらい大きなプレッシャーだったと思います。それがもしかしたらSexy Zoneを辞める選択だったかもしれないし、5人でやる選択だったかもしれない。でも何か1つ決断を下せたことに意味があると思います。なぜなら僕たちそれぞれがそれぞれの道でハッピーに生きるのが一番いいからかなと、思っています。でも沢山の選択肢の中で5人でステージに立つ選択をしてくれたことを僕は嬉しく思いますしこの5人を全力で出来る限り守り続けていかなきゃいけないなと強く思いました。来年から10周年です。彼は誰時はもう目の前に来ました。ここからが夜明けです。僕たちの、みんなの、Sexy Zoneの時代を一緒に創ってみませんか。よろしくお願いします。

10/31夜公演、オーラス、風磨さん挨拶。

(何のメモも取れなかったので全て引用させていただきました。)

 

 

 

 

そうかーーーーー。

風磨さんが全てを、というかそれ以上のことを言ってくれていた。風磨さんがこの気持ちでいてくれているならわたしはどこまででもついていくだろうな、そう思う挨拶だった。わたしが思っていたことと全く同じだったから*2

彼は選択肢がいくつでもあると知っていて、その中でそうちゃんがもしかしたらSexy Zoneをやめる決断をしたとしてもそれがそうちゃんのハッピーならそうであるべきだ、とわかっていて、Sexy Zoneを選んだそうちゃんの選択を嬉しいと言う。そしてそれを言葉にして私たちに伝えてくれる。

これを信頼と呼ばずして何と呼ぶんだろう、この言葉をわたしが大好きな環境に身を置く大好きな人に言ってもらえるわたしはなんて幸せなんだろう、そう思ったし、たぶんこのとき泣いていた。「それでいいよ」を歌いながらマリウスが感極まって泣いてしまったのも、RUNで泣いている聡マリを見た時も、彼らの思うところを考えたら泣いた。風磨さんだって勝利くんだってちょっと泣きそうだったじゃんよ、と思いつつ、花粉症で〜と言う5人が大好きだなと思った。

 

 

 

 

でも、そのあとのアフタートークショーは、率直に言って死ぬほどもやもやした。

死ぬほどもやもやして、しんどくて。でも結局、わたしは風磨さんが、そしてSexy Zoneが大好きだなというところに帰結した。そう思ったこの気持ちをここに残しておきたいな、と思う。

 

ここまで読んでくれた方には申し訳ないが、この先の内容はかなり人を選ぶというか、おそらく読んでくれている中にも解釈違いの人、嫌な気持ちになるかもしれない人が相当数いると思う。わたしは5人全員が大好きなんだけど、基本的には自担盲目モンペ花畑教の人間(と思われても仕方ないんだろうなとときどき感じている人)なので合わないなと思った時点でブラウザバックしていただきたいし。

それでも、わたしはわたしの思うところを残しておこうと思ったので書いてみる。悪しからず。

 

 

 

 

久しぶりに突きつけられた気がした、自担が、風磨さんが、どれだけSexy Zoneというグループにおいて「違っている」か。

わかっていたつもりだった、メイキングもろもろ雑誌もろもろ、今まで見てきたもののすべてから、風磨さんがSexy Zoneの中でメンバーといわゆる「仲良しこよし」ではないことも、風磨さんが個人的に仲良くしている人たちはおそらくSexy Zoneのどのメンバーとも全然違っているであろうことも、そしてわたしもだからこそ良いと思えていることも。

けれど、なんでか今日のアフタートークは風磨さんの異質さがあまりに際立っていたように思った。そしてそれがしぬほどしんどかった。

挨拶で風磨さんが話していたことと、アフタートークで話されるそれぞれはあまりに違っているようにわたしには思えた。それぞれの語る内容に「しんみり」したものの、風磨さんの挨拶を聞いた後にそれが出てくるん?と思うところがなくはなかった。(とはいえ、わたしという新規のオタクからみて…という話なので、共に過ごしてきたメンバーがそう言うならそれがすべてなんだとは思ってる。つもり。)

 

 

 

風磨さんがあの場でひとつも「しんみり」な言葉を発さなかったのは、

挨拶で話したことが全てで、ステージこそ自分の立つ場所で、アフタートークという場で話すことはもうなかったから、かもしれない。

聡マリの涙を見たうえで、自分が何かを言うことによってこれ以上しんみりしたくはなかったから、かもしれない。

でも私には、風磨さんとはあまりにも違う4人がそれぞれ感じていることに、風磨さんが何か発言することによって水を差したくないから、というように思えた。少なくとも、わたしにはあの場で4人が話したことと風磨さんの挨拶の内容は全く違ったものだったから。けんしょりそうが着替えに行ってからマリウスが「風磨くんはどう思ってるの?」(ニュアンス)って聞いてくれてもはぐらかしたのだって、そういうことなのかなとわたしは思えてしまった。

 

 

 

 

終わってしばらく放心してしまった。キョンシーの風磨さんがあんまりにもバブバブでかわいいかわいいと叫びながら、全てが終わってなんの言葉も出てこなかった。そうか、こんなにも違う人たちなのか、と。

わかっていたはずなのに、それがすごく寂しかった。それだけ違う人たちと仕事を共にしていくために、風磨さんはこれまでどれだけのものを受け入れて、守ってきて、そしてこれからもどれだけのものを守り続けるんだろう。守り続けたいんだろう。じゃあ、風磨さんのことはだれが守ってくれるの?ここまで考えた時に電車の中で思わず泣いてしまった。

 

可哀想だとか、そんなんじゃない。だいたい、風磨さんを好きな人たるわたしがセクシーゾーンというグループについてそんな風に感じることがある、ということは、そのほかのメンバーを好きな人の中にもなんらかの違和感を感じる人がいるかもしれないということだし。

それでも、途方もないしんどさを感じて、ツアーが楽しかった感情とは別のところで何にも言葉が出なくなってしまった。あんなに違う人たちと一緒にいること、しんどくないのかな。アフタートーク見なきゃよかったなと思わないでもなかった。わたしは好きな人がしんどいかもしれないと感じてしまうことが一番しんどい人間のようなので。

 

 

 

 

 

でも、わたしがどう感じていようと、風磨さんはその「違い」も自分が一番感じている上で、分かった上で、STAGE挨拶の『Sexy Zoneのこと結構好きなんだよね』だし、POP×STEP挨拶の『5人を、全力で、出来る限り、守り続けていかなきゃいけない』というアンサーにたどり着いている。し、風磨さんが何も言わないとわかって聞いてくれるマリがいて、逆境を乗り越えてSexy Zoneでいる選択をした優しい優しいそうちゃんがいて、風磨さんはグループのことばっかり優先していると感じている勝利がいて、上昇志向の強さゆえの悔しさも共有できるケンティーがいる、そのステキな4人とだから風磨さんはSexy Zoneを選ぶ。選択肢はいくつでもあると分かった上でSexy Zoneにいつづける、その5人のSexy Zoneを守るという「選択」をしているんだよな。

風磨さんとSexy Zoneの異質さを感じれば感じるほどにその覚悟は重く思える。けれど、それほど重い覚悟を決められる風磨さんだから、わたしはこんなにも好きなんだと思う。誰がなんと言おうとたぶん風磨さんは背負う。そしてそうだとしたら、業が深いなと思ったジャニーさんの采配はあまりに正しい。だってそれによって輝く人でもあるから。

そして、風磨さんが、自分と全く違っている人たちとそこまでしてでもSexy Zoneをやりたいのは、他でもない、自分とは全く違ったSexy Zoneのメンバーが大好きだから。その4人が幸せでいて欲しいから。マスコットみたいでぴよぴよしていて、愛おしいから。その4人が幸せをSexy Zoneという場所で感じる限り*3Sexy Zoneを守りたい、ああそういうことか。

そこまで考えて、その途方もない愛と覚悟に改めて風磨さんという人を好きだなと思った。勝てない、敵わない。そんな風磨さんが作りたい時代をわたしも見ていたい。そんな風磨さんが大好きな、わたしも大好きなSexy Zoneが作る時代を見ていたい。「違い」も全部引っくるめて夢を届けてくれるSexy Zoneを見ていたい。彼らが走り続ける限り、見させて欲しい。

 

 

 

もやもやしたことも含めて、今そんな風に思っている。風磨さんはきっと最後までSexy Zoneでいるつもりなんだな、とも思った。今日一緒に虚無を迎えていた友人とその話を前にしたことがあるけれど、それが確信に変わってしまった。何があっても彼はSexy Zoneを守るんだろう。今そういう覚悟でいるんだろう。

その覚悟を持っているところがわたしは大好きだ、だって、覚悟が全てだから。

 

 

 

 

 

彼は誰時はもう目の前、ここから夜明け。

大好きなSexy Zoneを守り続けたい風磨さんが大好きだ、と改めて心から思った。守るものができた人は強い、なんて言うけれどいまの風磨さんは本当に強いよ。そんな風磨さんが守るSexy Zoneはさらに強いし、Sexy Zoneを守る風磨さんのことは、4人が守ってくれている。

そのSexy Zoneの強さは、もうポプステというライブが証明してくれている。

 

Sexy Zoneの作る時代が、

Sexy Zoneにとってハッピーでありますように。

 

 

 

 

 

 

*1:どんなに感動したコンサートでも感想をろくに文章にできたことがないので、書けるかはわからないけれど

*2:正確に言えばここ2年半でまた思い知らされたこと、とも言うのかも。せくしーから、だけはなく

*3:昼公演でも「やれる限り」と言っていたけれど、いつまでもとは言わないところというか 現実に誠実でありたいんだろうなというところがわたしはまたとても好きなんですよね…