幾千の星の夜を越えて

それは銀河が僕にくれた奇跡

僕らだけの答え

 

 

 

 

 

正解なんて意味ない 僕らだけの答えに辿り着けばいい

 

 

 

Sexy Zone Anniversary Tour 2021 SZ10THに行ってきた。

良かった。すごく良かった。

知ってた、全然知ってたけど、Sexy Zoneあまりにも最高すぎない???

 

 

あまりにも良かったのでいまだに余韻が抜けない。

 

 

Sexy Zoneの10年間と、メンバーの口から何度も聞いた「楽しい10周年」「お祭りみたいな10周年」をまさに体現してくれた、夢みたいな時間だった。それでいて、みんなが「これからもよろしく」と言ってくれたことがあまりにうれしかった。

 

 

 

 

「10周年はとにかくファンの皆さんや支えてくださる皆さんに恩返しができたら」

「とにかく楽しい10周年に」

とはおそらく、ライブに行く前に読んだり聞いたりしたさまざまな媒体でどのメンバーの口からも出ていたように思う。

たしかにほんとに色んなことあったけどーーー!!!私が知ってる時代も知らなかった時代も、本当にいっぱい色んなことがあったけどーーー!!!でも恩返し恩返しってこっち(少なくともわたし)はいつもいつももらってばっかりなんですがーーー!?!?とは思いつつ。

とにかく楽しい10周年、いったいどんなツアーになるんだろう。

心からワクワクしながら私的初日を迎えた。

 

 

OPは、1人のおじいちゃんが5人の少年に『ある人が大切な人を想って描いた日記』『彼らと、彼らを愛した人の物語』*1を語る場面から始まる。

その物語は、紛れもなくSexy Zoneの10年間。

少年たちはSexy Zoneかもしれないし、そうでないかもしれない。おじいちゃんは、ジャニーさんかもしれないし、マリウスの未来の姿かもしれない。

けれど、そこから語られる物語は、気づけば「Sexy Zoneと私たちファンの物語」となって、映像につられてこんなことがあった、あんなことがあったと走馬灯のように流れていく。音楽も相まって、そこでもう泣いてしまう。毎回ここで既に涙が抑えられなかった。

 

OPは、ストーリー形式であることからしてもう好きなんだけど、何より好きで何より泣かされたのが、いろんなことがありながらもSTAGEのライブ映像とともに出る『この5人だからずっと夢に踊れた』、そして2020年のPOP×STEP!?tourで『ステージから見る景色がいつもと違った』からの、『だから今日○○で君と会えたこの日のことを忘れない。』*2かなぁ………

もうさ〜〜〜〜〜『夢に踊る』って表現、本当に良いよね。綺麗だし、夢の途中を全力で楽しんでいる感じがまさに今のSexy Zoneだなと思う。

そしてこの今の状況下で、自分は「行った」側の人間だけれどそれでも2年ぶりにSexy Zoneを直接見ることのできるコンサートで、(こちらとしても)どうにかこうにか迎えた場所で……『君と会えたこの日のことを忘れない。』なんて、そんなふうに言われて泣かないわけないだろ!

そのあと、SZ10THのあの5人のイラストが映って…もうこれに関しては、わたしは何回見てもそうなんだけど、とにかく風磨さんがあんな風に穏やかな笑顔で描かれているのが印象的で。デビュー曲を踊る姿をその前で見ているからこそ、余計にかもしれない。5人のイラストに、ここまで歩んできた10年間の重みを感じながらSZ10THは幕を開ける。LET'S MUSIC。はぁオープニング本当に大好き………

 

 

 

そのあとレツミュからブチ上がり、NOT FOUNDのラップの風磨さんがあまりにかっこいいとか極東DANCEにはじまるライブ振り返りパートの魅せ方があまりにうまいとかタイムトラベルの演出もダンスも好きすぎるし風磨さんほんっとにダンス上手くなったねとかWhy?の良さに改めて気付かされてころされたとか初めてCANDYライブで聞けて嬉しすぎるとかall this timeが沁みるとかシングルパート楽し過ぎるとか!!!!!(オタク特有のスーパー早口)

PEACH for...良過ぎるとか!!!!!(一呼吸)

特に「お前はそれで良いのかよ」「良いわけねーだろ棘咲」「蓮城寺…」のあの良さとか!!!!!

書きたいことは!!!!!山ほどあるのですが!!!!!

 

 

 

ここには、SZ10THで何よりいちばん好きだったところを残しておこうと思う。

シングルパートは過去へと遡り、デビュー曲「Sexy Zone」を歌い、全員の挨拶。

そして、「RUN」「Change the world」で本編が終わり、EDに入る。OPとおなじ、おじいちゃんと5人の少年。

少年の1人が、おじいちゃんに尋ね、おじいちゃんは笑って答える。

「僕らも、Sexy Zoneみたいになれるかな?」

「『君らしく』いればいいんだよ。」(''Yes, if you can be yourself.'')

 

 

 

………あーーーーー、やられた。

完敗。

これに尽きる。

Sexy Zoneの溢れんばかりの愛はここからくるものだし、これこそがわたしがSexy Zoneを好きな理由だ、と心の底から思う。

 

デビュー曲で

「大人の決めたやり方 それが正解なの?僕らは僕らなり考えてる」

と歌ってデビューしたSexy Zoneは、レーベル移籍後初のシングルRUNで

「正解なんて意味ない 僕らだけの答えに辿り着けばいい」

と歌う。

 

そのまさに、「僕らだけの答え」こそが、

「『君らしく』いればいいんだよ。」

に他ならないんだ、とここで腑に落ちて。

 

君らしく。あなたらしく。自分らしく。

 

Sexy Zoneが今までずっと、折に触れて伝えてきてくれたメッセージ。

それこそひとつ前の記事に風磨さんの言葉は載せているけれど、松島聡ちゃんが2020年夏に休養から復帰した時も、メンバーは皆「聡ちゃんが幸せでいてくれれば」とか「それぞれが一番幸せでいられる道」を願っていた。その祈りも願いも、全部全部このメッセージにつながるところで。

チェンザワの詞にもあるように、この10年の節目で改めて提示されて、5人が5人とも辿り着いた10年間の「答え」として示されて、Sexy Zoneの愛を愛たらしめているのはまさにこれだ、と身体で理解した。そんな感覚だった。胸がいっぱいだった。

 

 

 

 

そして。

「僕らも、Sexy Zoneみたいになれるかな?」

という問いは、風 are you?の最後のあいさつの

「僕のちっちゃい頃の夢が嵐になることでした。嵐になりたくてどうやったら嵐になれるかずっと一生懸命考えて、今ここにいます。でも今ちょっと夢が変わって…今の僕の夢はSexy Zoneになることです。僕が、ちっちゃい頃、嵐になりてえなって思ったように、僕も誰かにそんな夢を与えられたらなと、夢を与え続けたいなと、そういう意味を込めて、Sexy Zoneになりたいなと、そういう風に思ってます。」

をすぐに思い起こさせた。

そっか〜〜〜〜〜。そっか〜〜〜〜〜。

「誰かの夢や希望としてのSexy Zoneになること」を夢見た2016年の風磨さんは、2021年、いやたぶんもっと前から知っていたのだろうけれど、その夢への答えに辿り着いたんだな。と思うと。胸が熱い以外にもう何もなかった。こんなことある!?!?大好きしかなくない!?!?

 

 

更に、このエンディングは、将来Sexy Zoneが「誰かに夢を与え」ている、「夢のStage(場所)」なんだろうな……と思うと、

もうさ〜〜〜!!!もうさ〜〜〜………*3

こんなん泣くに決まってるじゃん!!!バカ!!!と思うし、泣くし。

オーラスでは、彼らのそれぞれの挨拶と、チェンザワのサプライズと、それを嬉しそうにしてくれたり泣き崩れたりするメンバーを見てとっくに涙腺が崩壊しているのに、風磨さんが

「10周年だぞ!笑え!」

と叫ぶから。

そうだ、楽しい10周年、お祭りみたいな10周年だった、と思い出して。またそこで笑って泣いた。

 

 

 

は〜〜〜〜〜。

そりゃあこんなの余韻抜けないわな、と書いててまた思った。だってすごすぎる。

 

 

 

正直、SZ10THを初めて見た時はエモさが控えめなコンサートだな、という印象だった。

マリウスがステージには立たない10周年のコンサートで、そして状況的に見に来れない人もいて、そういうことなのかな…とも考えた。

「10周年のコンサート」を見にいくにあたって、Sexy Zoneのはじめての周年コンサートである*4「5周年のコンサート」すなわちSTAGEのエモさが頭にあったのもあると思う。

SZ10THは、「僕らだけの答え」というメッセージそのものを重視して作ったコンサートだ(そこで私は胸がいっぱいでしたが…)な…という印象だったんだけど、回を重ねるごとにこのメッセージと、本編のそれぞれの「思い出」とが際立って、どんどん良さが沁みてきて。

そして、最後のメッセージが沁みれば沁みるほど、ステージに立っているのは4人だけれど5人で迎えた10周年だ、という思いがより強くなった。

 

SZ10THにSTAGEほどのエモさがないのは、たぶん、STAGEの時とは彼らが違うstepにいるからで。

「僕らはまだ始まったばかり」で、現在進行形で「夢に踊る」その姿勢によるものなんだな…と思うようになった。だからこそ、

Gift for you  Gift for you もう笑って

あの日々に夢見てた現在を

「もう笑って」なんだな、と。

 

 

 

 

は〜〜〜〜〜。

全部全部回収されて、ぐうの音も出ない。

完敗です。

知ってた、全然知ってたけど、Sexy Zoneあまりにも最高すぎない???

は〜〜〜〜〜。

振り出しに戻りました。

最高すぎるSexy Zoneが、Sexy Zoneらしく、明日も笑っていられますように。

こちらこそ、これからもよろしくね。

 

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*1:走り書きのメモに基づくものなのでニュアンス。円盤出たら直します

*2:まじで文章の細かいところとか流れ自信ない

*3:ちなみに子供たちの映像の撮影現場に菊池さんがいるのを「同じ場所にあったフィルム」ことメイキング映像は映しています…エーン菊池監督……

*4:わたしを沼の底までずぶずぶに引き摺り落とした、おそらく生涯で再生回数が一番多いコンサートでもある